「聖なる科学ー真理の科学的解説ー」に見る禁欲
「聖なる科学ー真理の科学的解説ー」(ギァナアヴァター・スワミ・スリ・ユクテスワ・ギリ)を読みました。
内容としては、「全ての宗教には共通する真理がある」ということから始まり
真理とはどういうものかという説明や、それに到達するための方法などが書かれています。
このブログのテーマである「禁欲」に関係がある部分としては、
「第3章 手順」に、記述が見られたので紹介したいと思います。
- 異常な性神経の刺激が病気を招く
- 肉を食べると禁欲がやりにくくなる
順に見ていきましょう。
異常な性神経の刺激が病気を招く
「生殖器官は、重要な神経――特に、交感神経と脊髄神経――の末端がそこで結合しており、それらが脳に接続していて、全身に活力を与えるようになっているため、生命の木の根のようなものである。」
「性欲の使い方を正しく心得ている人は、身心を健康に保って快適な生活を送ることができるのである。」
「性の力を誤用することの危険性を知らず、不健全な生活から生ずる異常な性神経の刺激にほんろうされていると、病気を招き、ついには早死にをすることになるのである。」
「聖なる科学ー真理の科学的解説ー」より引用
「異常な性神経の刺激にほんろうされている」
これは、直接的な表現ではないにせよ、
いわゆる「オナ猿」と言われる状態と同じではないでしょうか。
毎日毎日、ネットの海をオカズを求めて泳ぎ回り、射精してしまうあの状態です。
「病気を招く」というのは、マスターベーションが習慣化している状態だとわかりにくいのですが、
一旦やめてみると、明らかに体力精神力共に充実し、病気にもかかりにくくなるので、
やはり毎日オナニーしているのは異常な状態なんだなと解ります。
求道者でなくても、早死にはしたくないと思いますので、やはり禁欲はした方が良いと言えるでしょう。
肉を食べると禁欲がやりにくくなる
人間を歯の形や内臓の構造などから観察してみると、
穀物や果物、根菜などを食べる果食動物に似ていることから
人間は果食動物だと推察されるそうです。
つまり、人間が肉を食べるのは不健全だということです。
これが先ほど引用した文の「不健全な生活」にあたります。
果食動物は肉を完全には消化できないので、身体に異物が残り、
それが抑えがたい異常な性欲となって現れるということらしいです。
ベジタリアン生活は経験が無いので何とも言えないのですが、
肉を食べながら禁欲しているのは、実は抑圧に過ぎないのかもしれません。
まとめ
まとめると、肉を食べずに禁欲をしていけば健康になれる。
という話でした。
もちろん、この本は真理を目指す方法が書かれているものなので
健康になった先に真理の追求が続くわけですが
一般の方にはそこまで必要なことでもないのかなと思います。
ただ、こういった霊性の書物には
禁欲(オナ禁)の重要性について書かれたものが多いので
このブログで紹介していきたいと思います。
それでは。